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バルセロナのモデルニズム
サグラダ・ファミリア大聖堂
訪れる者を圧倒するキリストの誕生のファサード、受難と死のファサード、そして信仰を称える壮大な栄光のファサード。それぞれ12使徒を象徴する4つの塔があり、地下聖堂とともに世界遺産に登録されています。
ビジターは美しいステンドグラス、繊細な彫刻、スピリチュアルな雰囲気が漂う聖堂内部を見学することができます。さらに、塔に登ってバルセロナのパノラマを眺めることも可能です。
ラ・ペドレラ(カサ・ミラ)
カサ・ミラとしても知られるラ・ペドレラは、建築家アントニ・ガウディが設計した珠玉の建築物です。特徴的な石造りのファサードを持つこのモダニズム建築は、海の波を連想させる曲線のフォルムでガウディの才能を見事に表現しています。館内には光と風が入るよう設計された幻想的な雰囲気を演出する中庭があります。
また、屋根裏部屋や屋上テラスまで是非上がると、立ちはだかる煙突の中には白いタイルや割れた瓶のキャップでできたモザイクで飾られているものも見られます。ここから息をのむほど美しいバルセロナの眺めが堪能できます。
1984年、ラ・ペドレラはユネスコの世界遺産に登録されました。
この他、バルセロナの街を創り出している数々のモニュメントまで是非足を伸ばしてみてください。
カサ・バトリョ
ファサードは、4本の腕の十字架を頭に持つ塔と、屋根の色を変える大きな球体の装飾により、ドラゴンとサン・ジョルディの伝説を想起させます。
また、近くにはカサ・アマトリェーとカサ・レオ・モレラがあります。カサ・バトリョも含めるこれらの建築物は、建築要素が全くまとまっていないため「ディスコルディア(不和の)島」を構成していることでも知られています。
カサ・アマトリェー
カサ・アマトリェーは、この街の豊かな歴史の生きた象徴となっています。1875年にアントニ・ロベールによって建てられたこの傑作は、1898年にアマトリェー家の要望により、建築家プッチ・イ・カダファルチによって見事に改修されました。プッチ・イ・カダファルチは、荘厳なネオ・ゴシック様式と段差のあるフィニアルを融合させ、オランダの邸宅の優雅さをイメージさせました。
2014年以来、カサ・アマトリェー美術館は観光客にその扉を開き、モダニスム最高のステンドグラスで人々を魅了しています。
また、近くにはカサ・アマトリェーとカサ・レオ・モレラがあります。カサ・バトリョも含めるこれらの建築物は、建築要素が全くまとまっていないため「ディスコルディア(不和の)島」を構成していることでも知られています。
カサ・レオ・モレラ
1864年に建てられたカサ・レオ・モレラは、1905年、レオ・モレラ家の依頼により、著名な建築家ドメネク・イ・モンタネールによって全面的に改修されました。その1年後、この邸宅は市議会が毎年開催する芸術的建築物のコンペティションで優勝しています。
建物は私的使用のため一般公開されていませんが、カタルーニャ美術館(MNAC)で当時の調度品を鑑賞することが可能です。さらに、1992年の修復によってファサードの特徴的な建築要素が復元されています。
カサ・レオ・モレラは2007年よりヨーロッパ・モダニズム・ルートの一部となっています。
そして、モニュメントの歴史を愛する人にとって、アシャンプラ地区の区画が「不和の島」と呼ばれる理由を知ることは不可欠といっても過言ではありません。既存の建物が改修され、異なる建築要素が融合し、独特のイメージを生み出しているのです。
カタルーニャ音楽堂
バルセロナの中心に位置するカタルーニャ音楽堂は、カタルーニャ・モダニズムの重要なシンボルです。1905年から1908年にかけて建築家ドメネク・イ・モンタネールによって設計されたこの赤レンガの建物は、世界で最もユニークなコンサートホールのひとつとしての地位を確立しています。
1997年にユネスコの世界遺産に登録されています。
リガルト・イ・グラネルが設計した館内中央のシャンデリアと、ファサードにポピュラー音楽のエッセンスを完璧に再現したパウ・ガルガロ、ディダック・マサナ、ミケル・ブレイの印象的な彫刻をお見逃しなく。
音楽堂でコンサートが行われていない場合でも、中を見ることができます。音楽堂の歴史と建築に関する興味深いガイド付きのツアーをご利用になれます。
グエル公園
グエル公園は、エウセビ・グエルが建築家アントニ・ガウディに依頼し、60戸の一戸建て住宅からなるイギリスの住宅公園を再現したものです。1900年から1914年の間、ガウディはこの庭園都市のグエル公園の造園に取り組み、自然環境に完璧に統合された小道、ポーチ、高架橋を建設しました。
1926年に公共の公園として開園しました。
入口には、印象的なエントランス・パビリオンがあり、ここは現在はグエル公園解説センターとして使われています。階段を上ると、シンボルとも言える色鮮やかなドラゴンが現れます。さらに進むと、86本の円柱が「サラ・イポスティラ」(多柱室)があります。また、波のようにうねるベンチからはバルセロナの街のパノラマが一望できます。
1984年、グエル公園はユネスコの世界遺産に登録されています。
レシンテ・モデルニス・デ・サン・パウ
1901年から1930年にかけて建築家ドメネク・イ・モンタネールによって設計されたこの建物は、元々サンタ・クレウ・イ・サン・パウ病院として使用されていたもので、施設拡張の必要性からラバル地区の以前の場所から移転してきました。
生まれ変わった建築デザインは、モダニズム都市を模した構造で、病棟の周囲を散歩できる緑地で囲むなど、患者のライフオブクオリティが配慮されています。
病院はアシャンプラ地区の9つのブロックにまたがっており、建物内では、教会、外壁、中央のパビリオンがモダニズム・デザインのエッセンスを取り入れています。
1997年にはユネスコの世界遺産に登録されています。
その後、2009年にはこの医療施設は複合施設の北側ファサードに位置する近代的な建物に移転し、レシンテ・モデルニスタ様式の新たなステージへと生まれ変わりました。
カサ・デ・レ・プンセス
カサ・テラデスとしても知られるカサ・デ・レ・プンセス。1905年にテラデス姉妹によって依頼され、建築家プッチ・イ・カダファルチによって設計された美しい建物です。
城のような建築デザインで、印象的な円錐形の尖塔で飾られた6つの塔が目を引きますが、通称カサ・デ・レ・プンセス(プンセは刺すという意味)の名前の由来はここにあります。
この建物も1975年に国定歴史建造物に指定されています。
現在、この建物を見学することはできませんが、バルセロナを訪れた際には是非足を伸ばしてみたいランドマークです。